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雑談

お願いですから、スタートボタンを押してください。

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本日は出張サポートもなく、事務処理等やたまっている仕事をしていました。
紹介する作業もありませんので

少し以前の事ですが、思い込みが激しいお客様のお話をしようと思います。
最初に断っておきますが、このお話の主人公は当ホームページのお客様ご紹介に掲載させて頂いているお客様ではありません。
※残念ですが、現在は取引はしておりません。

随分と昔の話で、約21年ほど前です。
パソコンのOSはWindows98が主流で、インターネットも現在のようにブロードバンドが主流ではなく、ダイヤルアップ接続でした。
(ブロードバンド自体もう死語ですね)
インターネットに接続する度に「ピー、ガラガラ、ピー」を電話をかけるような騒がしい音がしていたのを思い出します。

その当時、私は企業用の基幹業務システムを販売する会社に勤めていて、主に運輸・倉庫会社向けシステムと自動車整備工場、自動車鈑金工場向けのシステムを主に取り扱っていました。
その名残ではないですが、現在も自動車整備業向けのドリームパワーというシステムの販売と保守をしています。

その自動車整備場システムを導入して頂いていたお客様のお話です。
現在の自動車整備業向けシステムの導入率は、ほぼ100パーセントだと思いますが、当時はまだ60パーセントほどだったと思います。
つまり10件中4件ぐらいは未導入でした。(感覚で申し上げていますので、違っていたらごめんなさい。)

そのような時期でしたから、導入して頂いた工場の社長や事務員さんはパソコンて何のこと?
みたいな感じでした。
よく導入する条件でシステム以外のワードやエクセル、パソコンの使い方も教えてほしいと、これは本当によく言われました。

ある日、導入して間もない社長から電話があり

社長:「パソコンの電源を切りたいんやが、どうしたらええんやろ?」

まぁ 簡単な問い合わせです。

私:「じゃー まず画面の左下隅のスタートボタンをクリックして下さい。」

すると、ちょっとわからない事を言われました。

社長:「いや、 わしはパソコンの電源を切りたいんや!」

私:「ですから、スタートボタンをクリックし・・」

私が喋っている途中に割って入るように

社長:「何回言わすんや、電源を切りたいんや!」

かなりイライラした口調です。
それに続き

社長:「わしは電源を切って、終わりたいんや!」

ここで私は気が付きました。
社長がなぜ、私の話を聞こうとしなかったのか・・・・
ここで次のように切り出しました。

私:「社長、私が言っているスタートは、これから電源を入れるスタートではなくて、これから電源を切る作業をするスタートですよ」

みなさん、お分かりでしょうか?
社長は電源を切る、すなわち終了したかったのです。
その事を聞いているのに、私からスタートスタートと、まるで今から初めるような事を言われてイライラしていたのです。
キチンと説明したら

社長:「なんや そういう事か パソコンてホンマにややこしいな、ゴールボタンはないんやな」

結構サポートが大変な時代でした。