このフォルダにアクセスする許可がありません。
パソコン入替作業でドキュメントフォルダデータの移動作業をしようとしましたが、お客様先ではパソコン起動しながらのデータ移動が異常に時間がかかります。
他に作業をしないといけませんので途中で中止してデータ移動作業は預り作業とします。
持ち帰り他のパソコンにハードディスクを接続してデータ移動をしようとしたら「このフォルダにアクセスする許可がありません。」と表示されて開きません。
今回はこの内容を記事にします。
このフォルダにアクセスする許可がありません。
メンテナンス用のパソコンにハードディスクを取付て開こうとしますが開きませんでした。
この状態で「続行」を選択すれば開くのですが・・・

残念がら今回は開きません。
メンテナンス用のパソコンがちと古いのです。
このフォルダにアクセス権を追加しなければいけないようです。
作業の前に整理します。
何をするのか整理しておきます。
考え方は非常に簡単ですよ!
もともと装備されていたパソコンからハードディスクを取り出して、別のパソコンに接続しているのです。
接続しているパソコンからはアクセスを拒否されているので拒否されないように開きたいフォルダに接続しているパソコンを登録してやれば良いのです。
アカウント名とコンピュータ名を調べる
接続しているパソコンのアカウント名と一応コンピューター名も調べておきます。
アカウント名はスタートボタンから調べれます。
「admin001」ですね!

コンピューター名は「PC」を右クリックしてプロパティから調べます。
今回は省きました。
アクセス権の設定
開きたいフォルダ(今回はドキュメント)を右クリックしてプロパティを開き「セキュリティ」タブを選択します。
セキュリティタブの「詳細設定」を選択します。

詳細設定が開きますので「追加」を選択します。

追加エントリが開きますので左上「プリンシパルの選択」の文字を選択します。

グループの選択が開きますので「詳細設定」を選択

開きましたら「検索」をクリックして検索結果を表示させます。
その中に名前今回は「admin001」フォルダーはコンピュータ名の該当する行を選択します。(コンピューター名の確認は今回省きました。)
そして「OK」を選択します。

「選択するオブジェクト名を入力して下さい」に選択されたユーザー名が表示されています。

追加エントリに戻りますので、基本アクセス許可のチェックボックスにチェックを付けます。
今回は全部付けました。
右下の「OK」を選択します。

セキュリティ情報の設定が表示されてクルクルを動きますのでほっておきます。

エラーが表示されました。
App内ですから細かい事は気にしません。このまま続行します。


エラーが出ましたが問題なく目的のドキュメントフォルダが開きました。
データも問題なく移動できました。
なるほど! ハードディスクの調子も悪かったんですね!

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