【ベゼル取外し】ノートパソコン用スリム光学ドライブ交換

こんにちは! イマジネットPCサポートの橋崎です。

今回もお客様から頂いたご依頼内容で、光学ドライブ交換の注意点を皆さんとシェアしたいと思います。

ご注意

この記事では光学ドライブの取外し方法や光学ドライブの選び方などの解説はしておりません。今回は作業内容の参考記事ではなく、どちらかと言えば注意喚起の内容となっています。

富士通 ESPRIMO FMV VWB1F1Bのブルーレイドライブ交換

ご依頼頂いたのは約2年ほど前にハードディスクからSSDへ交換をご依頼されたお客様からです。

内容はブルーレイやDVDの読込みや書き込みができなくなったと言う事でした。診断の結果、ドライブ不良と判断したのでドライブ交換を行いたいと思います。

以前の記事はこちら

タイトルにはノートパソコンを書きましたが、実際のパソコンは富士通一体型パソコンです。しかし搭載されているブルーレイドライブはノートパソコンで使用されているスリムタイプになります。

今回はベゼルに関して記事にします。

ベゼルについては後ほどご説明します。

最近では光学ドライブを搭載している機種も減っていますが、光学ドライブは比較的、故障する頻度が高いので、現在でも一定の頻度で交換のご依頼はあります。

故障する頻度が高いのが理由がどうかはわかりませんが、実はこの光学ドライブ、とても簡単に交換する事ができます。

デスクトップパソコンによく搭載されているこちらのタイプであれば、パソコンと色を合わせておけば少々デザインが違っていても気にする必要はありません。(基本的には黒)また本体内にドライブを格納するタイプのパソコンであれば尚更、気にする必要はないでしょう。

ノートパソコンについても光学ドライブの取外しは難しい作業ではありません。

但し、こちらは光学ドライブの取外し作業より、ベゼルの交換に苦労すると思います。

ベゼルとは?

画像で確認してもらえば一目瞭然です。

光学ドライブ搭載のノートパソコンをお持ちであればスグにわかると思いますが、この箇所は外観部分でパソコン本体のデザインに合わせた形状になっています。

と、言う事はこの部分は同じでないとノートパソコンとのデザインがチグハグな状態となります。

そして残念ながら市販で販売されている光学ドライブのベゼルは一般的なデザインなので外観がガッチリ合うものではありません。

したがってベゼルは基本的には再利用する必要があるのです。

ベゼルは取外しする構造になっていません。

毎回、思うのですが、このベゼルは取外しする構造にはなっていません。

取り付けの爪構造はどのベゼルもほぼ同じで小さい爪が3つと大きい爪が1つ、小さい方は外すのは簡単です。

問題は画像にあるメインの爪です。(上矢印)画像は外した状態で上から挿入した状態を被せた状態です。

下の矢印にある出っ張りはベゼルが挿入されると爪がこの出っ張りにの上に乗るので手前に浮かせて爪をガッチリ固定します。

つまり何が言いたいのかと言うとベゼルの爪を動かす余裕が一切ありません。

余裕がないイコール爪が剥がせないと言う事になります。

爪を外そうと押し込みますが、余裕がないので全く動きません。

それでも無理に押し込むと爪は非常に弱いので簡単に折れてしまいます。

この作業はお勧めしません。

なぜなら初心者であれば100パーセント爪を折る事でしょう。

したがって申し訳ありませんが、詳しい解説は省きますね。

また、調べてみるとベゼルの外し方を解説した記事もありますが、機種によるのでしょうかね。簡単に外せそうな内容ですが、当店はそのようには思いません。

但し、全ての機種を外した訳ではないので、なかには簡単に外せる機種もあるのでしょうかね?

ご自身で行う場合は自己責任で、基本的には専門家に依頼する事をお勧めします。

あとがき

先ほども書いた通り光学ドライブ交換自体の依頼は減ってはいますが、珍しい作業ではありません。

ベゼル交換も数多くこなしてきたのですが、毎回苦労します。

しかし、今回も爪を折る事もなく無事外す事ができました。

それでは、お疲れ様でした。

ご注意

記事内容についてのご質問の受付は時間が取れませんので行っておりません。

ご自身が使用しているパソコンの状態・環境により、同じような症状であっても同じとは限りません。したがって記事に書かれている内容を行う事で必ずトラブルが解消されるとは限りません。またこの記事を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。作業された場合での損害や障害が発生しても当店は一切責任は負いませんのでご了承下さい。

この記事の内容は投稿日時点での内容です。時期によっては仕様などの変更により、この記事のとおりではない場合もございます。