Lenovo ideapad 320S SSD取外し分解方法
こんにちは! イマジネットPCサポートの橋崎です。
今回は起動しないパソコンのデータ救出作業のため本体からSSDを取り外す必要がありました。その様子をご紹介します。
分解のご注意
分解をご自身で行う場合は自己責任でお願いします。
パソコン等の分解にはある程度の知識と経験が必要なので、不用意に作業しないようにしましょう。
記事については作業ポイントを中心に掲載しております。従って全ての作業工程を掲載している訳ではありません。また同機種であっても出荷時期の違いでネジの位置や本数が異なっている場合もあるので、記事を鵜呑みにせず、必ず作業対象パソコンの現状を確認するようにして下さい。
当記事では「簡単に取り外せた」と記載していても機器には使用環境等の影響で個体差が発生し本体の硬化が進行して同機種であっても作業が困難な場合があります。
また実際に作業をされた場合に「大丈夫かな?」と不安に思った場合は深追いせずに作業を中止して下さい。パソコン破損やご自身のケガに繋がります。また初歩中の初歩ですが、感電のおそれがありますので、バッテリー搭載パソコンは必ずバッテリーと電源コンセントを取外し、搭載していないパソコンの電源コンセントは必ず抜いて作業して下さい。
最後にメーカー保証期間中の機器では分解をする事で保証がなくなる場合があるのでご注意下さい。
あわせてこちらも御覧下さい。
ヘックスローブレンチ
分解作業の前にこの機種は特殊なレンチが必要なので先にご紹介します。
もしかするとロット番号の違いで必要ない場合もあるかも知れませんが、今回の作業では紹介するレンチが必要でした。
本体のパネルを固定しているネジが今回は「ヘックススローブレンチ」が必要でした。
頭が六角で間が湾曲しているレンチです。サイズはかなり小さいものが必要で「T6」です。ネットでも購入可能です。
本体のパネルを固定しているネジが今回は「ヘックススローブレンチ」が必要でした。頭が六角で間が湾曲しているレンチです。サイズはかなり小さいものが必要で「T6」です。ネットでも購入可能です。
Lenovo ideapad 320S SSD取外し分解方法
背面パネルの丸の箇所を外します。先ほども説明したように「ヘックススローブレンチ」を使用するのですが、ネジ頭の切れ込みが浅くうっかりすると頭がなめてしまうので慎重に荷重します。しかし元々しっかり留まっている感じではなく結構ユルユルでした。
固定している爪を外すのはモニタとのヒンジの部分から行うとスムーズに作業ができました。
そのままヒンジに沿って外していきます。
パネルを外すと矢印の箇所にSSDが見えます。
SSDを外す前にトラブル防止のためバッテリーコネクターを外しておきましょう。
実際に行うとコネクター自体は簡単に外せますが、見ての通り配線のあそびがほとんどないので、無茶苦茶慎重に作業を行います。※素手の場合は静電気防止対策を行い、特に工具を使用する場合はマザーボードに触れないように慎重に行います。
その後、SSDを取外しデータ救出作業を行いました。
ご注意
記事内容についてのご質問の受付は時間が取れませんので行っておりません。
ご自身が使用しているパソコンの状態・環境により、同じような症状であっても同じとは限りません。したがって記事に書かれている内容を行う事で必ずトラブルが解消されるとは限りません。またこの記事を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。作業された場合での損害や障害が発生しても当店は一切責任は負いませんのでご了承下さい。
この記事の内容は投稿日時点での内容です。時期によっては仕様などの変更により、この記事のとおりではない場合もございます。
大阪府八尾市を拠点に大阪府・奈良県・京都府南部を中心にパソコン出張サポートを20年近く自営で行っています。パソコン・周辺機器のトラブルやご相談はお気軽にお問い合わせください。
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