【注意喚起】+44から始まる国際電話がかかってきました。(以前騙された経験あり)

こんにちは! イマジネットPCサポートの橋崎です。

今回はパソコンでの内容ではありませんが、注意喚起の意味も込めて記事にしようと思います。

それと今回の件で当店が以前、不覚にも同じような事で騙された経験がある事を思い出したのでご紹介します。

転送で携帯に電話がかかってきました。

前日のお昼頃に携帯が鳴りました。

当店は出張サポートに出掛けている事が多いので、その時には固定電話に掛けられた電話を携帯電話へ転送しています。

丁度、車で移動中でした。最近はウェブサイトから固定電話へお問い合わせもちょくちょく頂くので固定電話からの転送である事は確認したのですが、着信番号にはあまり気にかけずにうっかりと出てしまったのです。

すると女性の声で

「Hello」と話かけられて次々に英語で話かけられます。

残念ながら当店は英語が話せません。

しょうがないので

「申し訳ありませんが、英語が話せないので電話を切らせてもらいます。」と言い残し電話を切りました。(通話時間は10秒ほど)

切った後に確認したのですが、何やら見慣れない「+44」から始まる電話番号

これって国際電話ですよね!

気になったので調べてみました。

通信料金を騙し取る詐欺の可能性がありました。

まず最初に「+44」の説明ですが、これは国番号で「イギリス」でした。電話番号でもう少し調べるとイギリスのリパプールと言うところからの国際電話のようです。

身に覚えのない国からいきなり電話がかかってくるケースはネットでも沢山書き込みがあり、電話の通信料金を騙し取る詐欺の可能性があると言う事です。

主な手口

手口は非常に単純です。

  • 今回のように海外から電話がかかってきます。
  • 出る前にワン切りされます。
  • 気になってこちらから折り返します。
  • 通話料金が発生します。

相手からかかってきた電話にはコレクトコールの承認をしない限りはこちらには通話料金は発生しません。しかしこちらから折り返し電話をかけた分にはこちらに通話料金が発生します。

詐欺グループは海外の電話会社と結託して不正に通話料金を設定している可能性もあり、こちらから折り返した場合、ほんの少しの会話(数十秒)でも高額な通話料金を請求してきます。

その通話料金を電話会社と詐欺グループが山分けする構造らしいのです。

対処方法

今回は当店も電話に出てしまったので説得力はないですが、一応書いておきます。

「+44」や「+○○」と表示されている電話番号は海外からの電話です。まず海外から電話をかけてくる知り合いが存在しているのか、いない場合は出ない事が鉄則です。

海外に知り合いがいる場合でも、かかってきた電話には出る事なく切れるのを待ち、番号を確認して知り合いか確認する。(出てしまうと連絡ができる番号と言う事で詐欺グループに情報が回る可能性がある。)

まとめると

  • 電話に出ない。
  • 知り合いの可能性がある場合は着歴番号を調べるなどをして裏をとって再度電話がかかってくるのを待つ。

絶対にしてはいけに事は

折り返し電話を掛けない!

2番の知り合いの可能性がある場合でも確実に確認が出来なければ、折り返しはしない方が良いと思います。用事があって電話をかけてきているなら再度電話をかけてきますよね。勿論、ワン切りもしないでしょう。

また知り合いでもない電話番号からしつこくかかってくるようなら受信拒否もした方がよいでしょう。

今回はうかつにも電話に出てしまいましたが、ワン切りではありませんでした。まだ結果は出ていませんが、折り返しはしていないので通話料金が発生している可能性もないと思います。

もし海外の電話会社から通話料金の請求等がきた場合はご報告します。

そして丸一日経過していますが、国際電話はかかって来ていません。

しかし忘れた頃にかかってくる可能性はありますね!

以前は通話料金を請求されました。

お断り!

今回お話する内容は20年以上前の出来事で記憶に曖昧な部分があります。したがってダイヤルアップ接続の契約等の内容に誤りがある可能性があるのでご了承ください。

その時は電話ではなくパソコンでした。

当時は電話回線を使用したダイヤルアップ接続が主流で現在のように常時接続ではなく、一定の接続時間を超えると通信料金が課金される契約であったと思います。

常時接続ではないので、インターネットを使用する度に接続と切断を繰り返し行う必要があり、現在と比べると非常にめんどうな事でした。

「ここをクリック」に騙されました。

ある日インターネットを楽しいでいるとサイト上に「ここをクリックして下さい。」と表示が出現したので、間が指したと言うか、何も考えずに思わずクリックしてしまったのです。(今思えば反射的だったと思います。)

すると一瞬パソコンのモニタに異常な動作が映りました。そしてパソコンが勝手に現在接続しているダイヤルアップ回線を切断して再度接続を開始したのです。

「はっ!」と気が付き

慌ててパソコンから電話線(モジュラーケーブル)を抜きました。

当時は今ほど情報もありませんでしたから何が起こったのかわかりませんでした。パソコンは念のために初期化したと思います。(おそらく通信用の電話番号を書き換えられていたと思います。)

電話会社からの請求書に見慣れない書類が入っていました。

しばらくするといつもの時期に電話会社(NTT)からの請求書が来ました。これ自体は毎月の事なので問題なかったのですが、封書の中に一枚の書類が入っており、見ると全くしらないおそらく海外の電話会社からの請求書も添付されていました。

内容は通話の履歴と請求金額が記されていました。

記憶が曖昧ですが、通話時間は20~30秒程で料金は1000円ほどだったと思います。

封書にはいつもは添付されていないNTTからの書類も入っており、「この請求は無視できません。」と言うような事が書かれていたと思います。

そのような書類が添付されていましたが、一応故意ではない事を伝えようとNTTに連絡をしましたが、「故意ではないにしろこの請求は取消できないのでお支払い下さい。」と告げられた記憶があります。

あとがき

今回は当店の失敗談も交えてお伝えしました。現在はダイヤルアップ接続も終了しているのでお話した内容での詐欺はないでしょうが、現在はフッシングメールが横行しており又内容も年金事務所やえきねっととあらゆる手で仕掛けてきますから注意が必要です。

当店のブログでもなるべくお伝えしますので、皆さんもどうぞご注意下さい。

2022年8月24日:追記

この記事を投稿してから2日後、8月22日の19:30頃に同じ電話番号から再度、電話がかかってきました。

その時は放置してのですが、20コールぐらい鳴り続けていましたね!

3度目があったら着信拒否します。

2022年8月31日:追記

前回は初めて着信してから2日後に同じ電話番号からの着信がありましたが、現在2022年8月31日時点では同じ番号からは着信はありません。