マンションの光端末(ホームゲートウェイ)等はどこに設置したらよいのでしょう!

こんにちは! イマジネットPCサポートの橋崎です。

日中は汗ばむようになってきましたね!

体調にはお互い気を付けましょう。

鶴見急配様の新築事務所の件で訪問してきました。

大阪府門真市に本社がある株式会社鶴見急配様がこの度、事務所を新築しています。

完成は7月の上旬と言う事ですが、本日は電気工事をされる業者さんと配線用の配管の件で打ち合わせをさせて頂きました。

当店はパソコンやOA機器の設置・設定を任されているので電源コンセントの配置場所やLANケーブルを床下に配線する空菅の打ち合わせをNTTさんと共に行いました。

工事の様子

本日はこの内容の繋がりでLANケーブルの記事を書こうと思ったのですが、マンションの件で以前から気になっていた事があるので、そちらを記事にしようと思います。

マンションでホームゲートウェイの設置している場所

当店は出張するエリアも関係しているのかもしれませんが、あまりマンションにお住まいの方からのサポート依頼は多くありません。都心を中心にまわられている同業者の方と比べると少ないとおもいます。

その数少ないマンションの件数で良くある依頼内容が無線LANの接続が安定しない件です。

よくあるパターンがこのような間取りでリビングにネット回線業者が設置した。ホームゲートウェイ等と無線アクセスポイントが設置してあり、上の部屋Aと部屋Bの接続が不安定と言う内容です。

無線の電波範囲は問題ないのですが、建物の構造上、鉄骨が組み込まれている関係でマンションはあまり無線の電波が安定しない印象です。(鉄骨が原因と断定している訳ではありません。)

ちなみにNTTのホームゲートウェイはこんな感じです。

他社はこの通りではありません。

一般的な対応方法は

上の状態で電波の受信強度を改善するには最近流行りのメッシュルーターに交換するか、廊下の位置に足元照らし用コンセントがあるマンションが多いので、この位置に中継器を設置する事があります。

勿論、先に設置されている無線アクセスポイントの状態や可能な限り移動して電波が改善されるかの確認はしています。

お断り

当店ではこの例でメッシュルーターの設置は行った事がありません。

従ってメッシュルーターでどれだけ改善されるかは不明です。

中継器の設置ではかなり電波の強度は改善しますが通信速度は落ちます。

しかしこのような事が数件ありました。

このパターンでお伺いすると最初にホームゲートウェイと無線アクセスポイントの設置場所と安定していない場所での接続状況を確認します。(先ほどの説明した通り多くはリビングに設置されています。)

その時に部屋A等で接続状況を確認していると

あれっ!

コンセントにLANケーブルの接続口があります。

念の為にネットに接続できるか確認しますが、もちろん接続できません。

これは実際の画像ではありません。

と言う事はこのマンションは部屋のどこかにLANケーブルの集合口があるはずです。

どこかって? すいません。

分かっているので申し上げますが、多くは玄関に添え付けの下駄箱があります。この下駄箱の上の棚を開けると奥にネット接続用のハブやLANケーブルがむき出しになってる場合もあります。

そのハブやLANケーブルにホームゲートウェイを接続すると各部屋の上の画像にあるようにLANケーブルの口から直接ネットに接続出来るようになります。

もちろんここから無線アクセスポイントを使用してWiFi接続も可能です。

この状態が以外に多いのです。

今回記事にしたのは意外にこのような状態が当店に限ってなのかわかりませんが多いのです。(前もって言ってますが、前提の件数は少ないですからね!)

この様な状態に遭遇した場合は先にお客様にご説明して(玄関から各部屋にLANケーブルが配線されているマンションの構造をご理解しているお客様はいませんでした。)、リビングから玄関のハブに接続できるようなら延長LANケーブルを使用して各部屋から実際に接続できるかをまず確認します。

ネット接続が可能で配線が通っていたら、ホームゲートウェイの移動が可能なのかネット回線業者の工事業者に確認して頂き、可能ならば移動する事をお勧めしています。

そちらの方が断然安定しますからね!

それでは!