Delelteキーを押すと「.」ピリオドが入る!
こんにちは! イマジネットPCサポートの橋崎です。
今回もお客様から頂いたお問い合わせをご紹介したいと思います。
キーボードが壊れたと連絡がありました。
お客様から電話があり
キーボードがおかしい!
と、お問い合わせがありました。
症状を確認
Excelでセル内のデータを削除しようとDeleteキーを押します.
しかし削除できずに何故かピリオドが入るという内容です。
当店も実際に確認しましたが、確かにDeleteキーを押すと「.」(ピリオド)が入ります。
なんで?
操作していると別パターンも発見
ピリオドだけと思いましたが、色々と操作を続けていると別パターンも発見しました。
矢印キーの十字キーの下を押したら、アクティブ状態が下に移動せずに(八)と勝手に変換されます。
はー?
とりあえずキーボードを交換
とりあえず持ち込んだキーボードと交換しますが同じです。
さらに操作をしていると、ある事に気が付きました。
どうやらこのおかしな動作は日本語入力の時に発生しています。
半角英数入力では症状は発生しませんでした。
なるほど、解決の糸口が見えてきたようですね。
IMEを以前の旧バージョンへ戻す事で解決!
先に結論から申し上げますと日本語入力のIMEを旧バージョンに戻す事で解決できました。
更にこのトラブルはWindows10「20H2」または「2004」で発生する事があるそうです。
ちなみに今回トラブルが発生していたパソコンはWindows10で「20H2」でした。
では、その方法をご紹介します。
まず現在のIMEバージョンを確認します。
まず、現在使用しているIMEのバージョンが新か旧なのか確認します。
およそ右角にあるIMEを右クリックします。
次のようなメニュー表示であれば「新」です。
次のようなメニュー表示であれば「旧」です。
今回、トラブルが発生したパソコンは「新」でした。
IMEを旧バージョンへ戻す方法
先ほどと同じ要領で右クリックからメニューの「設定」を選択します。
設定から「全般」を選択します。
全般が開くと表示の一番下「互換性」の箇所で「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」のスライドを矢印へスライドさせて「オン」にします。
確認は「OK」を選択して設定は完了です。
パソコンを再起動させて動作を確認しましたが、問題は解消されていました。
ご注意
記事内容についてのご質問の受付は時間が取れませんので行っておりません。
ご自身が使用しているパソコンの状態・環境により、同じような症状であっても同じとは限りません。したがって記事に書かれている内容を行う事で必ずトラブルが解消されるとは限りません。またこの記事を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。作業された場合での損害や障害が発生しても当店は一切責任は負いませんのでご了承下さい。
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大阪府八尾市を拠点に大阪府・奈良県・京都府南部を中心にパソコン出張サポートを20年近く自営で行っています。パソコン・周辺機器のトラブルやご相談はお気軽にお問い合わせください。
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