Trend Micro Anti-Malware Solution PlatformのCPU使用率が高い!
本日、午前中にお問い合わせ頂いたのはパソコンの動作が遅い事でお困りのお客様です。
症状を確認
お盆休み明けで予定もなかったので、事務仕事を済ませ午後から訪問しました。
到着後、パソコンを操作してみると確かに動作は遅いと言うか、気絶してるのかと思うほど反応が悪いです。
タスクマネージャーを起動してみると
あちゃ~!
Trend Micro Anti-Malware Solution PlatformがCPU使用率を上げています。

どうやら、某セキュリティーソフトが原因のようです。
基本的な対応方法
この症状は初めてではありません。
いや どちらかというと何度かこの症状には遭遇していますが、かなりの確率で再発します。
この症状の対応方法は
- 某セキュリティソフトを最新の状態にする。
- それでも改善しない場合はソフトの再セットアップです。
他にも細かい事はあるかもしれませんが、主にこの2点でしょう。
これらを行えば、再セットアップ直後は安定しますが、早い場合は翌日には再発している事がありました。
実を言いますと、このお客様も以前同じ症状で上にある方法で、対処したんですが再発してしまいました。
今回は再セットアップはしません。
先ほども書きましたが、このような症状は他のお客様でも何度か経験しています。すべてのパソコンが再発している訳ではありませんし、最初からこのような症状が出ないパソコンがほとんどだとは思いますが、今回は様子見も兼ねて再セットアップせずに症状を止めようと思います。
方法は簡単です。
某セキュリティソフトを終了させてから、タスクマネージャーにてTrend Micro Anti-Malware Solution Platformを終了させます。
この時点でパソコンはスイスイ動きます。
パソコンを再起動させてからタスクマネージャーを確認すると収まっています。

何度かパソコンを再起動させて確認しましたが、直後は画像のように安定していました。
お客様には再発を前提としての作業である事は説明しています。
症状が再発した時には連絡を頂くようにして、さらにその直前にどのような操作をしたか等、メモして頂くようにお願いして。またこちらからも様子を見にお伺いするお約束をしました。
また、何かあれば記事にします。
ご注意
記事内容についてのご質問の受付は時間が取れませんので行っておりません。
ご自身が使用しているパソコンの状態・環境により、同じような症状であっても同じとは限りません。したがって記事に書かれている内容を行う事で必ずトラブルが解消されるとは限りません。またこの記事を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。作業された場合での損害や障害が発生しても当店は一切責任は負いませんのでご了承下さい。
この記事の内容は投稿日時点での内容です。時期によっては仕様などの変更により、この記事のとおりではない場合もございます。

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