ディスク使用率が100%のままで動作が遅い!Antimalware Service Executableの場合
本日お伺いしたのは東大阪のお客様で最近パソコンの動作が遅くなったらしいのです。
お伺いしてパソコンを確認するとハードディスクのランプが盛んに点滅を繰り返しています。確認すると電源を入れてから1時間は経過しています。
バックグランドで何か動作している様子なのでタスクマネージャーを開き確認して見ると!
ディスクの使用率が100%のままで一向に収まりません。

Windows10は今回の様にディスクやCPUの使用率が異常に高くなりパソコンの動作が遅くなる症状は頻繁に発生します。
その原因は様々で今回は上の画像にもありますようにAntimalware Service Executableが原因です。
Antimalware Service Executableとは
Windowsに標準で搭載されているWindows Defender(ウイルス対策システム)に含まれるバックグランドで動くプログラムです。
今回の対処方法
スタートボタン→Windows管理ツール→タスクスケジューラーを選択します。
左のタスクスケジューラライブラリよりMicrosoft→Windows→Windows Defenderを選択します。
すると右手真ん中にWindows Defender Scheduled Scanがありますのでこの文字をダブルクリックします。

Windows Defender Scheduled Scanのプロパティが開きますので「最上位の特権で実行する」のチェックボックスのチェックを外して「OK」を選択して閉じます。

パソコンを再起動します。
使用率が収まりパソコンも快適に動作するようになりました。

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まとめ(2021/12/20追記)
この記事の内容ですが、正直申し上げて当店でもこの記事の作業をして効果があった事やなかった事、両方ありました。
効果がなかった場合に、これ以外にも動作を遅くしていた原因があり、原因を突き止めるのは中々大変です。
ただディスクの使用率がなかなか下がらない原因のひとつはハードディスクの性能不足も考えられるので当店でも色々な記事で書いていますが、ハードディスクであればSSDへ交換もお勧めです。
ご注意
作業についての詳細を教えてほしい等、記事内容のお問い合わせ受付はしておりません。
そのような場合はサポートをご依頼下さい。
またこの記事を参考に、ご自分で作業された場合での損害や障害が発生しても当店は一切責任は負いませんのでご了承下さい。
この記事の内容は投稿日時点での内容です。時期によっては仕様などの変更により、この記事のとおりではない場合もございます。

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