DELL Inspiron 3268のHDDからSSDへ交換と内部清掃

分解のご注意

分解をご自身で行う場合は自己責任でお願いします。

パソコン等の分解にはある程度の知識と経験が必要なので、不用意に作業しないようにしましょう。

記事については作業ポイントを中心に掲載しております。従って全ての作業工程を掲載している訳ではありません。また同機種であっても出荷時期の違いでネジの位置や本数が異なっている場合もあるので、記事を鵜呑みにせず、必ず作業対象パソコンの現状を確認するようにして下さい。

当記事では「簡単に取り外せた」と記載していても機器には使用環境等の影響で個体差が発生し本体の硬化が進行して同機種であっても作業が困難な場合があります。

また実際に作業をされた場合に「大丈夫かな?」と不安に思った場合は深追いせずに作業を中止して下さい。パソコン破損やご自身のケガに繋がります。また初歩中の初歩ですが、感電のおそれがありますので、バッテリー搭載パソコンは必ずバッテリーと電源コンセントを取外し、搭載していないパソコンの電源コンセントは必ず抜いて作業して下さい。

最後にメーカー保証期間中の機器では分解をする事で保証がなくなる場合があるのでご注意下さい。

こんにちは! イマジネットPCサポートの橋崎です。

最近では定番となったSSDへの交換作業ですが、今回は内部清掃を中心にお届けしたいと思います。

お断り

この記事にはホコリの溜まった画像が登場するので苦手な方は閲覧を中止して下さい。

内部清掃の必要性

当店では依頼された作業内容にこだわらずパソコンを分解する必要がある場合にはもれなく内部清掃を行います。勿論、今回のようにSSD交換作業が主たる目的の場合は追加料金は頂いていません。※但し内部清掃が主たる目的の場合は料金が発生します。

なぜならパソコン内部に溜まったホコリ等がトラブルの原因になるからです。

ではどのような事でトラブルを起こすのでしょうか?

当店で過去実際に対応した原因を3つご紹介します。

1 放熱不良

後で内部清掃の様子をご覧頂きますが、ホコリは主にパソコンの頭脳であるCPUを冷やすためのCPUクーラーに溜まりやすく、このクーラーにホコリが溜まると冷却するために風を送っているCPUファンからの冷却効率が悪くなりCPUが熱暴走を起こす原因になります。

突然電源が切れる等の症状が発生します。

これはほとんどの場合、電源が切れる症状の前にCPUファンの回転数が多くなる事で、時には以上なほどファンの回転音が大きくなる事があるので気が付きます。

早目に気が付けばほとんど内部清掃で直りますが、ひどい場合はCPUファン・CPUの交換が必要になります。

2 内部機器のショート

内部機器(マザーボード・グラフィックカード等)にホコリが溜まります。

その溜まったホコリに湿気が付着すると電気を通すようになりショートを起こします。

このような現象を聞いた事はないでしょうか?

そうです!

トラッキング現象ですね!

トラッキング現象については以前、電源タップを記事にした時に紹介していますので、よろしければご覧下さい。

突然電源が切れたり、起動しない症状が発生します。

ひどい場合はパソコン使用中に焦げ臭くなり本体から煙が出て電源が切れます。当店で実際に依頼がありました。

勿論、これは重症です。

3 静電気が溜まる(帯電)

内部にホコリが溜まるとそのホコリに静電気も溜まります。

その静電気が新たにホコリを呼び込みます。

相乗効果で内部にドンドンホコリが溜まり、またそのホコリに静電気が溜まります。

増えた静電気がパソコン内部の精密な電子機器に影響を及ぼしトラブルの原因となります。

パソコンが起動しない症状が発生します。

この依頼は結構多い内容でほとんどの場合、内部清掃や放電作業で復旧します。

DELL Inspiron 3268の内部清掃

内部確認

今回は動作が遅くなりHDDからSSDへの交換を依頼されたDELL Inspiron 3268です。

DELLパソコンの分解は他のメーカーに比べて簡単に作業できます。

まずサイドパネルを外して内部を確認します。

特にCPUファンとその下にあるCPUクーラーにホコリが溜まっているのが確認出来ます。

これでは十分な冷却効果は期待できませんよね!

フロントパネルの通気口もホコリが溜まっています。

この裏にファンがあります。

エアーダスターで内部清掃

内部に溜まったホコリはエアーダスターを使用して取り除きます。

では張り切ってやりましょうー!

ホコリは湿気も含んでいるので若干粘度があり、エアーダスターで取り切れない分はこのようにピンセットを使用して徹底的に取り除きます。

清掃完了

ホコリを取り除いたので、CPUクーラーの向こう側が見えています。

サッパリきれいになりました。

清掃後、クローン作業したSSDをHDDと交換して作業は完了です。

あとがき

皆さんどうでしょうか?

自分が使用しているパソコンの内部が気になったのではないでしょうか!

CPUクーラーにホコリが結構溜まっていましたよね!

あれって少しだと、たいして影響ないと思うじゃないですか!

実は結構、影響あるんですよ!

これは参考程度に聞いて頂き危険なので決して試さないようにお願いしたいのですが、扇風機のファン(プロペラ?)にカバーが付いていますよね。このカバーの前面を外して風を受けると付けている場合と比べて全然が違い風量が津強くなります。

これはカバーにホコリがついている場合でも同じで、ホコリを取り除くと劇的に風量が強くなり快適になります。

つまりホコリって結構、風の妨げになっているんですよ!

あと最後にもうひとつ

ノートパソコンや一体型は分解するのが大変なのでなかなか自身で清掃しようと思わないでしょうが、今回ご紹介したようなディスックトップパソコンのサイドパネルは簡単に外せる機種が多いです。清掃だけであればサイトパネルを外すだけで行えるので挑戦する方もいると思いますが、ホコリを取るために掃除機で内部を吸う作業はせずにエアーダスターを使用して下さい。(なければ買って下さい。)

なぜなら当店でも自身で内部清掃を行った後、パソコンが起動しなくなったとお問い合わせが度々あります。そしてどのように清掃したか伺うと掃除機を使用したと言われる事が本当に多いです。

実際の作業風景を見ていないので断言はできませんが、おそらく掃除機の先が内部機器と接触してしまったか、吸引力が強すぎるのではないかと思っています。

いずれにしてもパソコンの内部は精密機器のかたまりですから、行う場合は慎重に行い、自信がない場合は当店のような専門業者に依頼して下さい。

では!

よろしくお願いします。

ご注意

記事内容についてのご質問の受付は時間が取れませんので行っておりません。

ご自身が使用しているパソコンの状態・環境により、同じような症状であっても同じとは限りません。したがって記事に書かれている内容を行う事で必ずトラブルが解消されるとは限りません。またこの記事を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。作業された場合での損害や障害が発生しても当店は一切責任は負いませんのでご了承下さい。

この記事の内容は投稿日時点での内容です。時期によっては仕様などの変更により、この記事のとおりではない場合もございます。